1月1日 元旦のこと (地震発生)
けたたましい緊急地震速報の音に,
とっさに次女に覆いかぶさり,一番上の姉と身を寄せて身を守りました。
30秒ほどだったでしょうか。
揺れが落ち着いてテレビのニュースを入れると,震源地は珠洲。
あー怖かったね,お正月から嫌やねぇ…と話していたその時。
2回目の緊急地震速報のアラームが。
強烈な地鳴りとともに,信じられないくらい大きな揺れが襲ってきました。
窓際のソファーで寝ていた2歳の長男をすぐに引っ張り,
再び次女に覆いかぶさり,一番上の姉と身をぐっと寄せて抱き合い。
家全体が縦にも横にも大きく揺れて,まるで何かのテーマパークのアトラクションのよう。
外には鳴りやまないサイレンやアラームの音。
壁にかけてある写真や置物が落ち,倒れそうなテレビを義兄が必死に押さえて。
真ん中の姉が「やばいよ!外に出て!」と母と父を外に連れ出し。
私はただただ怖くて,死んでしまう!!!という恐怖から,
「怖いよー!助けてー!怖いよー!」と目をつぶって叫ぶことしかできませんでした。
一番上の姉は珠洲在住で教員をしていることもあり,
「大丈夫だから!落ち着いて!大丈夫だから!」と声を大にしてくれていました。
私の動転ぶりに,4歳の次女も
「ママ!大丈夫やよ!ママ!落ち着いて!」と。
2歳の長男は怖くて,ただただ泣いていました。
何分ぐらいだったでしょうか。
とても長かった揺れが収まった後,家の中の散乱状況を見て
日常が一変してしまったことがすぐにわかりました。
と間もなく,防災無線から大津波警報のアナウンスが。
とにかく全員が無事だったことを確認して,
避難する準備を始めました。
(幸い食器棚は夫が押さえてくれていたのと,元々家具をおよそ固定してあったこともあり
ケガをせずに済んだんだと思います。家具の固定は本当に大切だと思いました。)
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